今作のヒーロー・巧は、『惚れてはいけない危険な男』でございます。

仕事の腕は確かなのですが、だらしないし、口も悪いし、悪い噂ばっかりで、ずぼらなダメ上司です。

ええ。これだけだとマーマレード文庫の表紙は飾れません（笑）

悪癖のロイヤルストレートフラッシュ（酒・煙草・女・借金・賭博）疑惑のダメ上司が、どんな御曹司に変身するのか、しないのか（……え？）

その目で確かめていただけたらなぁと思います。

公式サイトのほうだと「ケモノになった御曹司」と表現されていますね。

このヒーローの悪さを、どんな単語で例えようかと悩んでいたのですが、ケモノですか。なるほど。

ちなみに、公式サイトの宣伝文は基本的に編集部の方に作っていただくので、私はワクワクしながら待っているのみo(*'ω'*)oわくわく

帯になっている「残念、俺から逃れられる最後のチャンスだったのにな」、これも編集部の方に選んでいただいたのですが、巧のずるい感じがよく出ている台詞を選んでいただけたなぁと嬉しかったです。

ヒーローの悪さばかり語ってしまいましたが……（大丈夫かコレ）

決める時は決める男です！ぜひギャップを楽しんでいただきたいです。

一方、ヒロイン・優里はお仕事頑張リスト、面倒見のよい性格が災いして、パラサイト系だめんずを引き寄せてしまいます。

（だから巧が寄って来たんですネ……）

いつも尽くしてばっかりで、甘やかされることを知らない優里が、

悪い男・巧に愛されて抜け出せなくなっていきます……（なんて退廃的な）

そうそう、魚卵のくだり（優里が心の中で巧を罵るシーンがあるのですが）は絶対カットされると思っていました。

結構ひどいこと言ってるんですけど……校正で無事（？）スルーされました。

かわいい女子は真似しないように(*ﾉωﾉ)

最初の方なので、書店サイトさんの試し読みから読めるかな？（pixivノベルさんの無料試し読みからは読めました）気になる方はぜひご確認ください（スルーしていただいてもまったく問題はありません。笑）

まぁ……優里は、ちょっと強がってぷりぷりしたりもしますが、基本的にいい子です、うん、、、

あとがきにも書かせてもらったのですが、私、癖の強い男が大好きで。

今作のヒーローは、とにかく自分の好みに正直に、好き勝手書かせていただきました。

たぶん、書いていて歴代一番いきいきしていた作品だと思います。

筆がするする進みました（笑）

読んでいただけると、「あ、伊月はこういう男が好みなんだな」とわかる内容になっております。

そして表紙はささおかえり先生！

巧のオトナの色気を存分に出してくださいました！

優里もかわいくて、右手の薬指にはリングをつけてもらっています。

こちらも物語を進めていくと「これか！」となると思いますので、お楽しみに！

ちょうど、他出版社と合わせて二カ月連続リリースとなりましたが、それぞれ違う色を持つ作品ですので、楽しんでいただけるかなと思います。

この２作を続けて書き終えたあと、私は燃え尽き症候群に陥りしばらく筆が止まりました（笑）

燃え尽きた作品となっておりますので（笑）お読みいただけると嬉しいです！

2020.09