8/10発売『エリート外科医の滴る愛妻欲~旦那様は今夜も愛を注ぎたい~』
ベリーズ文庫より『エリート外科医の滴る愛妻欲~旦那様は今夜も愛を注ぎたい~』が発売されます。
小説サイト、ベリーズカフェにて公開していた作品を改稿し、書籍化したものです。
ドクターものを書くのは初めてで、本当に私に書けるのかなとビクビクしながら筆をとりました……(なんとかなって本当によかった……)
ヒロイン・彩葉は社畜の頑張リスト。
頑張りすぎて体調を崩してしまうのですが、そこを医師であるヒーローが過保護に介抱し甘やかしてくれます。
彩葉は当初、横暴な彼のことが苦手で、不本意な婚約に悩まされています。
が、あれよあれよと愛されてゆき。いざ一緒に暮らしてみると、ひたすら一途な彼。
抗いたいけれど、その魅力に篭絡され、絆されていく。そんなじわじわを味わっていただけたらと思います。
サイト公開版では「あとはご想像にお任せします!」とぶん投げたラスト(言い方よ)だったのですが、
書籍版では、その辺をハッキリさせる番外編という名の完結編が載っておりますので、気になる方はぜひ!
彩葉の身体はどうなったのか?妊娠は?仕事は?あのサブキャラの結末は?山下って誰? このあたりクリアになっております!
そして、ヒーロー・透佳の設定のお話を少々。
当初、透佳は29歳くらいの設定でした。
彩葉と、割と対等に言い合ってもらって、喧嘩ップルを書こうかなぁと。
が、アメリカで医師免許を取り心臓移植手術などにも立ち会い、加えて日本の医師免許まで取得しているとなると、こりゃ二十代は無理だなと気づき……。
心臓移植も執刀する敏腕心臓外科医にしようと考えていたのですが、調べれば調べるほど、それって四十歳は超えてなきゃダメなんじゃないの?下手したら五十代!?と葛藤し( ゚Д゚)
結果、敏腕ながらもまだまだ完璧ではない、伸びしろのある三十二歳となりました……。
当時『英国紳士』というワードにハマっていて、透佳をスリーピーススーツの似合う紳士にしたいなぁと思い(医者設定どこいった)
出だしは、ブラックのシュッとしたスーツにベントレー(英国王室御用達の高級車)で登場し、
両親との会食シーンではチェック柄のスーツでクラシックに。
途中、執事的な雰囲気を醸し出すブラックの三つ揃えにもお色直ししています★(いい加減白衣を着せなさい)
表紙は夜咲こん先生!
実はマカロン文庫でもお世話になったことがあり、担当いただくのは二回目。
前回描いていただいたのはウェディングドレスで、ヒロイン可愛いしヒーロー格好いいしとにかく華やかでした(本HPの恋愛小説コンテンツの中に書影がありますので、ぜひご覧ください)
今回はどことなく艶っぽく上品で、また違った魅力がほとばしっています……!
ロゴデザインも、今までにないしっとりとした仕上がりで素敵です。
普段はコメディ班の伊月ですが、こちらは結構真面目に書いた一作(のつもり)。
ベリーズっぽいとは何かを模索しながら、王道を目指して書いた作品(のつもり)です。
病気の話題なども出てくるので、軽々しく扱わないよう、かといってヘビーになりすぎないように気をつけました。
気になる方はぜひ、お手にとっていただけると幸せです!
0コメント