12/10発売『カラダで結ばれた契約夫婦~敏腕社長の新妻は今夜も愛に溺れる~』
ベリーズ文庫より『カラダで結ばれた契約夫婦~敏腕社長の新妻は今夜も愛に溺れる~』が発売されます。
本作のヒーロー・総司は、世界で活躍する大富豪、とにかく超スペックの御曹司です。
ヒロイン・清良に愛のない契約結婚をもちかけます。
総司は訳あって愛を信じていません。
が、肉食系男児なので、本能のままがっつりと清良を捕食。
体は溺れても心は溺れるなと清良に釘をさします(ひどい)。
しかし、初心な清良はタイトルの通り、夫との熱い夜に溺れ、じわじわと絆されていきます。
清良はとにかく不遇で、イメージはシンデレラ。
お金持ちのお嬢様にいじめられ、耐え忍ぶことに慣れた欲のない女の子です。
さらに、総司の籠の鳥となり、それでも夫に尽くそうと頑張ります。
――こうやって書くと、可哀想だな清良……( ._.)
シンデレラストーリーを書きたいというテーマがあって、清良は幸薄そうな女の子にしました。
とはいえ、私は根っからのコミカル気質、あまり重厚&陰湿なヤツは苦手なので
サクッといじめられてます(謎)
最近、書くときに気をつけていることは、悪役に『ぎゃふん』を与えること。
水戸●門的なぎゃふん、気持ちいいですもんね。
こちらも重くなりすぎず軽くなりすぎないようにサクッとぎゃふんです(度合いが難しい)
たぶん、本作のような恋愛小説で必ず盛り込まないといけなくなってくる要素は
・ヒロインの努力
・ヒーローの魅せ場(王子様のようにヒロインを助けにくる)
・ヒーローがヒロインを好きになった理由
・悪役がぎゃふん
あたりですかね……(`・ω・´)
小説書いてみようかなぁなんて思ってる方は参考にしてみてください☆
あと、私がよく書き忘れる(端折る)のは
・ヒロインの容姿(ご想像にお任せしたい……)
・季節(部屋のシーンが多くて書く必要性があまりない……)
ちなみに本作も、サイト公開版ではこれらの記述が足りなくて、書籍化の際に加筆しています(笑)
ヒロインは、あえて特徴をなくして読者が自分を投影しやすくする手法(乙女ゲームとかそんな感じですね)もあるのですが、やっぱり読み物として成立させるには高難易度らしく、しっかり描いてほしいと指摘されてしまいますね……。
さらに、確信犯でやりがちなのが
・当て馬役が格好良すぎる(だって好きなんだもん)
書籍版で当て馬のクオリティを落とすことも多々……。
ちなみに今作も、北村が優しくなりすぎたので、書いている途中でゲス男子に路線変更しました(笑)
いろいろ脱線しましたが。
なんか偉そうなところは左から右に流してください。
――そういえば、総司のこと、あんまり書いてないな……( ゚ー゚)主役……
彼は表面的には紳士。でも内面はKINGでケモノ、ごりごり押せ押せの肉食獣です。
価値観がはっきりしていて、揺るがない人。
が、本作のあとがきでも書きましたが、清良を相手にすると、ちょっぴり抜けちゃうところもあって。
そんな面をかわいらしいと好感持っていただけると作者冥利に尽きます……!
さて、今作の表紙は花恋先生。
かわいらしいのに艶っぽい、ピュアなのに妖艶さも感じられる清良に、不敵な眼差しの総司。
全体的に優しい色合いなのですが、デザイナーさんの金彩の装飾やブラックを使ったロゴがぴりりとスパイス効いててゴージャスかわいい!
すごく素敵な表紙に仕上げていただきました(n*´ω`*n)嬉しぃ
しっとりムーディーに書き上げ(ようとし)た本作。
珍しく三人称で客観的に書こうとしているのですが、途中から私のテンションが抑えきれず、ノリノリの一人称を無理やり三人称にねじ込んだみたいな作風になっています(?)
どうか楽しんでいただけますように……!(祈るような気持ち)
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